ソフトウェアエンジニアのキャリアなどについてダラダラと

本業ソフトウェアエンジニア、副業なんでも屋、自分の価値を最大化して社会に還元するために必要なことを模索する毎日です。

リセット願望の危険性

人によって様々という前提は置いた上での話になりますが、30代中盤あたりから強い「リセット願望」のようなものを持つ人が多いという話を聞いたことがあります。

学生生活を終え仕事をし始め、20代は仕事で駆け抜けた。恋愛し、結婚し、子どもを持ち、家を買い・・・などなどのライフイベントを20代〜30代中盤に終えることで、人生で味わうであろう強烈なイベントのほとんどを経験したかのような気持ちになります。もちろん実際はそんなことはなく、人生これからという考えを持ち続けることが大事だとは思いますのが、実際に30代中盤になった私の感覚としては、ある種の「諦め」を持つことも理解できます。

そんな「諦め」の感覚を持っていると何が起きるかというと、今までの自分の人生をある種否定したくなるのです。

こんな人生で良かったのか?
こんな人間関係で良かったのか?
これまでの決断であっていたのか?

そして、全てリセットしてしまいたい気持ちに陥るわけです。もちろんリセットといったところで、ゲームと違ってリセットなんてできません。しかし、例えばスマホの連絡先を全て消すとか、仕事を辞めて旅に出るとか、「社会的な関係性を断ち切る」ことによって、ある種のリセット状態を作り上げることは可能といえば可能になります。

しかし、ゲームのリセットと違い、再びやり直した時に自分が望むような展開になるかはまた別問題です。そして往々にして、そのリセットしたものの中に大事なものがあり、リセットしたことで再び得ることが困難になって後悔することになります。人間関係などはその最たるもので、断ち切ることは簡単ですが、修復することはとても難しいのです。

結局のところ、隣の芝生はなんちゃらという話で、やり直したところで「他人と比較」ばかりしていては同じ末路を辿ることになります。リセットしたい気持ちになった時は、まずは自分が今何を持っているかをしっかりと見つめ、それを大事にしていきたいです。