ソフトウェアエンジニアのキャリアなどについてダラダラと

本業ソフトウェアエンジニア、副業なんでも屋、自分の価値を最大化して社会に還元するために必要なことを模索する毎日です。

うまくいかない日常をいかに適切に公開するか

うまくいかない日常をいかに適切に公開するか、
これが本当に大事だなと思う2021年でした。

世の中、「インスタ映え」などという言葉に代表されるように、
非日常で、とても煌びやかなものばかり、
人々は公開し、それらに対する評価によって、
ある種の承認欲求を満たすような行為をしているわけです。

しかし、現実の99%はそんな「インスタ映え」とは程遠い、
「インスタ映えない」事柄に包まれています。
そして、世の中の大半の人の大半の時間は、
そうい「インスタ映えない」事柄と向き合うことになります。

ただ、人間、どうしても承認欲求を満たしたいという思いが優先し、
そういう「本来は99%の時間を費やしてしまっているもの」を隠し、
残りの1%の、非日常の、ありえない事柄ばかり公開するわけです。

そうなると、そういう「非日常」の頃柄を非日常と捉えられない人から見ると、

「あぁ、なんてこの人は素晴らしい日常を歩んでいるのだろう。
一方自分は、惨めだなぁ、何が悪いんだろう・・・」

などという、本来は抱く必要もないような「負け」のような感情を
持たされてしまうわけです、そういう「インスタ映え」するような情報に。

しかし繰り返しになりますが、本来の日常はそんなものとはかけ離れており、
もっと地味で、しかしとても重要で、社会生活を送る上で欠かせない仕事であったり、
行動が存在しているわけです。ただ、そういうものは外には見えてこない、と。

みんながみんな、そういうふうに承認欲求を満たすため、
ある種の「着飾った」「嘘のような」生活ばかりを公開するからこそ、
そういう着飾った発信を行えない人は「負け組だ・・・」などと思ってしまうのです。

ただ、その1%の情報は、本来は1%しかない非日常なわけで、
その「非日常」であることも含めて適切に共有されて然るべきだと思います。

ゲームの配信であれば、勝った試合ばかり公開するのではなく、
負けた試合もちゃんと公開してほしいと思うわけですし、
「仕事術」のようなものを教える人も、
理想論ばかりではなく

「現実としてはこうなりがち」

という話も適切に共有してほしいわけです。

今の時代、「正しい」知識はいくらでも手に入れることができます。
しかし、世の中「正しい」ものばかりで成り立っているわけではありません。
正しくないとは分かっていても、生きていくために必要な行動はいくらでもあるわけです。
そういう情報を適切に公開するという意識がしっかりと芽生えることができれば、
関係する業界、社会が、さらに一皮剥けた、より高い次元に到達できるのかなと思っています。