ソフトウェアエンジニアのキャリアなどについてダラダラと

本業ソフトウェアエンジニア、副業なんでも屋、自分の価値を最大化して社会に還元するために必要なことを模索する毎日です。

勝って兜の緒を締めよ、しかし人生は長い

「勝って兜の緒を締めよ」

ちょうど昨日の記事に書いたことわざです。

ひょんなことから、身内からこの言葉がメッセージとして送られてきて、身が引き締まる思いがしました。

「ゴールのようなもの」は「ただの通過点に過ぎない」という話を前回の記事でしました。

この言葉は、とても単純なような、実はものすごく重いなと考えています。

言い方を変えると、人生におけるゴールは「死」という1つしかないのだから、それ以外は通過点と捉えて常に緊張感を持って臨め、と捉えることもできます。

しかし、(もちろん人によって人生の長さに長短はありますが、)平均寿命などを基準に考えると80年といった長さがあるわけです。

そして、その長さの間、ずっと緊張感を持てと言われてもそれは難しいです。

となると、「勝って兜の緒を締めよ」と言われても、それはいつなんだろうという疑問が浮かんできます。

この話を考えているとき、ふと法要の考え方が思い浮かびました。

私の母は15年ほど前に他界しているのですが、法要の場でお坊さんからよく聞かせていただいた話があります。

「法要とどのように向き合うのが良いか?」という問いに対して、「他人、特に親しかった人の死を通して、自分の生と死を改めて考えるキッカケになれば良い」というお話でした。

人は必ず死ぬ、しかしいつ死ぬかは分からない。

そんな当たり前のことさえも、日々を生きていく中で意識が薄れ、1日1日を大事にしない生き方になってしまうことがあります。

そんな中、法要などの場を通して、自分の中の「軸」を正すことができるのだと思っています。

冒頭で触れた「勝って兜の緒を締めよ」も、もしかしたらそのくらいの温度感で良いのかもしれません。

人生は長い。

何か「勝った」「成功した」「うまくいった」と思ったとき、ビシッと気合を入れ直すように重く捉えるのではなく、自分の中の「軸」がブレてないかチェックする。

そしてまた、昨日までと同じように真剣に今日を生きていくということが、大事なのだと感じます。